電気ケトルは便利で美味しいお燗ができる。美味しいお燗をつける2つのコツ

皆さんこんにちは😀

今回のLabはお燗の研究です❗️

正直お燗をつけるのってめんどくさいところもありますよね。

酔っ払ってくるとだんだん「常温でいっか」みたいな感じになってしまうのは僕だけでしょうか❓

そんなめんどくさがりな僕でも簡単に美味しくお燗ができたらと試してみたのが、電気ケトル燗です。

簡単だけではなく、湯煎のお燗や電子レンジ燗とどう違うのか、ちゃんと美味しいのか、検証してみたいと思います❗️

早速やってみましょう❗️美味しい燗ができるでしょうか❓

🔴まずは検証結果と電気ケトルと美味しいお燗の付け方のコツを伝授します❗️

(美味しいお燗のつけ方は電気ケトル以外にも応用できますよ)

電気ケトルとかんすけ

結論: 電気ケトルは便利に美味しいお燗ができる。

●後片付けも楽で、場所もあまり取らないので手っ取り早くできます。

お燗の付け方のコツ
① ゆっくり温度をあげること

② とっくりのお酒を違うとっくりに移すこと

これは電気ケトルだけではなく、お燗をつける時に美味しくできるコツです❗️

①ゆっくり温度をあげること

電気ケトルで沸騰させすぐに入れるのではなく70度くらいに下がってからゆっくりとお酒を温めます

●そうすると懐の深いゆったりとした味わいのお燗が出来上がります。

むちゃくちゃうまいです。

時間がかかってしまうのが難点。

どのくらい時間がかかるのかというと・・・

実験結果例

電子ケトル70度のお湯でつけて7分半でお酒が54度に達しました。(気温が低い1月下旬お酒の温度は常温)

電子ケトル75度のお湯で7分でお酒が60度に達しました。

●色々な温度で試しましたが、なるべくゆっくり上げた方が美味しいかったのです❗️

よって70〜75度のお湯でお燗がおすすめ❗️

電気ケトルでお燗をつけて待っている間に、おつまみの準備や酒器の準備やらしていただいてゆっくりお燗してもらうのが理想ですが、

『その時間も待てない』のもわかります。

そんな時は電子ケトルを沸騰させその後すぐ入れて (4分半でお酒を60度になりました)②のとっくりを移すだけでも全然違うお燗が出来上がります。

② とっくりのお酒を違うとっくりに移すこと

こんな感じ。

●とっくりを移すと空気がお酒に入りふわっと広がるお燗に仕上がります❗️

⚠️ここで移すことで5度ぐらい温度が差がるのであらかじめ少し高い温度の燗をつける必要があります。

以上が結果とお燗のコツです。

ここからは検証の内容ですので読みたい人は読んでね❗️

電子レンジのお燗は電気ケトルのお燗とどう違うか

まず簡単に、お燗がつけれるものと言えば電子レンジ、数十秒でお燗がつけれてとっても手軽ですよね。

しかし温度管理が難しく付けたい温度には中々練習が必要です。

今回は同じ60度のお酒にした時、電気ケトルとの味わいの違いを調べました。

電子レンジ燗は三種類のお酒で試したところ全部に共通して言えることがありました。

  • 味わいが硬い
  • 急激に温度をあげているせいかアルコール感を感じる
  • 味幅が狭くキリキリしている

どうしても美味しいお燗がうまくつけれない・・

以上のことから、早く温度を上げるお燗はあまり上手にお燗ができないことがわかります。

かんすけと電気ケトルがどう違うか❓

かんすけとはサンシンと言うメーカーさんが造るお燗する専用の機械です。

多くの蔵元こだわりのある居酒屋が採用しています。

温度調節ができるので、電気ケトルと違い一定の温度が保てて少しだけ早くお燗がつけれます。

電気ケトルとの味わいの違いは同じように燗をつければ、さほど変わりは無くどちらも美味しいお燗がつけれました。

少しだけ片付けが必要ですね。

まとめ

いかがでしょうか。

電気ケトルで簡単に手軽にお燗を楽しみませんか❓

電気ケトルをあらためて購入する方はサイズや入れたいとっくりが入るかなど確認が必要ですね。

最後になりましたがあえて電気ケトルの最大の難点は、風情がないところでしょうか。

お酒を楽しむことは飲む相手や風景だけではなく道具や雰囲気も必要かもしれません。

どうお酒を楽しむかはお任せします。

最後まで読んでいただきありがとうございました❗️

後藤大果