皆さんこんにちは😋

日本酒を楽しむ時、どんな酒器で飲まれていますか❓

日本酒には沢山の酒器があり、お気に入りのものを見つけるのも楽しいですよね❗️

今回は酒器による味わいの違いをLabってみました。

これが解れば好きなお酒に出会った時、より美味しく呑めるかもしれません😋

ぜひ読んでくださいねー❗️

結論:酒器による味わいの違いはあり、いくつかのポイントで味わいに大きく影響します。

Labの結果から順位を付けてみました😆 
特に信楽焼は豊かさとまろやかな味わいを付け日本酒を旨くみせます🌟

冷酒部門1.2位 お燗部門1位2位 特別賞に分けてみました

  • 冷酒部門1位パーティーグラス・・・スッキリボリューミーな味わい。
  • 冷酒部門2位清酒グラス・・・スッキリ凝縮感がある味わい。
  • お燗1位平杯・・・清々しい爽やかな広がりがあるあじわい。
  • お燗2位小ぶりな平杯・・・爽やか小気味良い味わい。
  • 特別賞 信楽焼・・・多くの焼き物の中で一番お酒をうまくする。

理由は味わいを変える5つのポイントが感じ方を変えるから😋

①器の素材・・・ガラス、磁器、陶器、錫(すず)などの素材よって味わいが変わります。

また素材によって温度の伝わり方が違い飲むときに影響を与えます。

②器の口の薄さ・・・口をつける所の薄さによって味わいは変わります。薄いほど味わいが軽く繊細に、厚いほど豊かな量感を味に付け加えます。

③器の口の大きさ・・・器の口径によって、味わいや香りなどが変わります。口の大きさが小さいものはストレートに凝縮感があり大きいものは広がりを感じます。

④器の形状(体積)・・・大きさや形状によって空間が生まれ(呼吸空間という)香り、味わいを変えます。大きな形状で、酒器が鼻にかかるような形状のものは香りをより強く感じ、口のやや閉じた(チューリップ形)のものは香りを広げ味わいを深めてくれます。

⑤器の重さ・・・軽い器は味わいも軽く、重い器は味わいも重く感じさせます。軽い器は繊細な緊張感が出て、重い器はより素朴でよりシンプルな味わいになります。

器の素材によってここまで違うポイントに注目❗️❗️

一番大きく味に影響を与えるポイントは、器の素材かもしれません。

ガラスは、お酒の味わいを色付けせずそのまま感じます。見た目も涼やかなことからロックや冷酒にも向いています。

磁器は、ガラスよりしっかりした味になりますが、見た目に白くツルリとした素材感があり、味は陶器に比べ軽く、さらりと飲めます。冷酒にも燗酒にも向いています。

陶器は、ガラスや磁器に比べ味わいにより厚みを与え、ゆったりとした味と旨味を感じます。燗酒に向いています。

以下、それぞれの器の分類の説明

  • 磁器とは・・・多くの場合、白く、薄手で、硬く、素地が緻密質で透光性があり吸水性がないものを磁器という。表面がガラス質化が進んだやきもののことを指す。二度焼きする。薄く叩くとチンと音がする。
  • 陶器とは・・・多くの場合、やや厚手で、素地が多孔性で透光性がなく吸水性がある。二度焼きする。
  • 焼締めとは・・・釉薬をかけず高温で焼成した陶器のことである。
    一度焼きで、素地が現れていて、吸水性が強い。
    陶磁器のWikipediaへ
    焼締めのWikipediaへ

口の薄さはお酒の印象をガラリと変える✨

5つのポイントにも述べたように酒器の口が薄いと味わいが軽くスッキリ厚いと重く円やかに感じます。

よりスッキリな味わいが好まれる現代では薄いほうがより繊細に美味しく感じるかもしれません。

同じお酒で飲み比べしてみるのも面白いですね。

豆知識:よく見る、下の写真の清酒グラスの生みの親はデザイナーの柳宗理さん

このグラス見たことありますか❓

馬上杯などとも呼ばれていますが、正式名称は清酒グラス。

生活にユニークな形態と実用性もあるデザインを兼ね備えた作品が多い、戦後活躍したインダストリアルデザイナーの柳宗理さん。

今見ても古臭くないデザインで素晴らしいですね。

まとめ

いかがでしょうか❓

器のポイントを知ると選ぶのが楽しくなりますね😄

それぞれのお酒の長所を活かすそれぞれの器があります。

自分の酒器のコレクションを増やしたくなりますね❗️

参考にしていただけたら幸いです。

                          後藤 大果